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第3章 !夕雲さんが秋雲くんを!?


 前回のあらすじ!

「あ……。疲れた……」
「あらあら」
「えっ?」
 夕雲の股間から、秋雲のものより大きな男のものがそびえ立っていた。さきほどまでは無かった。しかし、今はある。どういう原理なのかはわからないが。
「次は私の番ですね?」
 夕雲は楽しそうにそう言ってきた。

 秋雲は慌てて声を上げた。
「待て待て――!」
 夕雲の股間からそそりたつ男のもの。秋雲のものより五割ほど大きいだろう。何かしらの方法で生やしたようだった。
「秋雲に何をする気ですか、ソレ!?」
「私も秋雲さんの中を試してみたくて」
 軽く舌で唇を舐め、夕雲は自分のものを撫でる。
 後ずさりつつ、秋雲は自分のお尻を押さえた。
「中って……!」
「その身体は出来立てほやほやですから、衛生面は大丈夫ですよ」
「え?」
 意味が分からず、いや理解しようとして理解しきれず、思わず夕雲を見上げる。しかし、夕雲はそれ以上何も言わなかった。
 ずいと目の前に突き出される夕雲のもの。
「どうですか? 秋雲さん、私のものは? 大きいでしょう? 触ってみて下さい」
「うん……」
 言われるがままに、秋雲は夕雲のものに手を触れた。少女の身体に生えた男のもの。肉の感触と暖かさを確かに感じる。どんな原理なのかは全く不明だが。
 ゆっくりと扱くように上下に手を動かす。
「あっ……」
 甘い声とともに、夕雲の身体が跳ねた。そのまま手を動かすと、秋雲の手の動きに合わせ、夕雲が身を震わせ掠れた声を漏らす。
 その反応に秋雲は心臓が高鳴っていくのを自覚した。
「なんか、変だ……。ぁ、む」
 と、夕雲のものを口に含む。
「うんっ……」
 夕雲が身体を強張らせた。
 ちゅぷ、ちゅぱ……。
 秋雲は口を動かし、夕雲のものを刺激していく。頭の中にある知識とさきほどの夕雲の口技の記憶を使い、唇を動かし、舌を絡めた。
 夕雲は身体を震わせ、秋雲の頭を押さえる。、
「あっ、これ……あっ、出る……出ちゃう! あっ!」
 びくんっ!
 秋雲の咥内に、暖かい粘液が解き放たれた。
 夕雲のものから口を放す。口の中に広がる何とも言えない味。
「変な味……」
「秋雲さん」
 目の前に夕雲の顔があった。
 夕雲は妖艶に微笑み、秋雲の唇に己の唇を重ねた。
「むぅ!?」
 眼を見開く秋雲。しかし、唇を放すことはできない。夕雲の手が秋雲の頭を押さえていた。夕雲の舌が咥内に差し込まれる。秋雲も応じるように舌を動かした。淫猥な音ととに、二人は己の舌を絡ませる。口の中の粘液ごと。
 そして、唇を離す。
「うんっ……」
 秋雲は咥内に残っていたものを飲み下した。
 肌寒さを覚えて視線を下ろす。制服の上着が外され、シャツもボタンが外されていた。口付けをしている間に脱がされたらしい。
「あっ」
 夕雲が素早く服を脱がせていく。抵抗する暇も無い早業だった。制服とワイシャツを脱がせ、残っていたキャミソールも手早く奪い取り、横に放り捨てる。
 あっという間に秋雲は一糸まとわぬ姿となった。
「秋雲さんの身体は素敵ですね。今は男の子ですけど」
「ひゃっ!」
 ぺたりと胸に手を触れられ、秋雲は小さな悲鳴を上げた。本来ならそれなりの膨らみがある胸も、今は硬く真っ平らな胸板である。夕雲は青色の瞳に好奇心の光を宿し、秋雲の胸を撫で回している。
「ここはどうですか?」
「あんっ……」
 小さな乳首を摘ままれ、秋雲は声を漏らした。
「男の子の胸も敏感みたいですね」
 夕雲が秋雲の胸に顔を近づけ、乳首を口に含む。軽く吸い、舌先で乳輪を舐め、それから乳首を転がした。そして開いた手でもう片方の乳首を攻めていく。
「あっ、夕雲――! あっ、はっ、んんっ……! あっ、熱い……あっ、はひっ……」
 夕雲の頭を抱きしめながら、秋雲は湧き上がる快感に身を震わせた。
 口を離し、夕雲が視線を動かす。
「ふふ、こちらもすっかり大きくなってしまいましたね」
 秋雲のそそり立つものを手で軽く掴んだ。
 しゅっ、しゅっ、
 と、手を動かす。
「あっ! やめ……」
 腰から全身に広がる熱い波紋に、思わず声を上げた。
 夕雲はあっさりと手を放してから、おもむろに秋雲の腰を抱える。
「今回はこっちです」
「待っ――!」
 ぐぃ、と腰が持ち上げられた。
 夕雲の左腕が、秋雲の腰を抱え上げている。仰向けにひっくり返された体勢のまま、両足を開くという屈辱的な体勢。しかも、股間のものは激しくいきり立っている。
「はい。力抜いて下さい」
 つぷっ。
「ひぅ!」
 秋雲は思わず声を上げた。
 夕雲の指が、秋雲のお尻の穴へと差し込まれている。
 本来なら入るべきではない体内で、夕雲の指が動いていた。
「確か、このあたり……」
「!」
 瞬間、秋雲の身体に電撃が走る。今までとは違う、強烈な快感の衝撃。
 夕雲がにっこり笑い、指を動かし始めた。
「あっ、あっ……ああぁ……。夕雲っ……! これ……! なんか、おかひぃ! 待て、待って……やっ、め……! んんっ……ひっ、ああああ!」
 びくんっ!
 突如脳を襲った快感の爆発に、秋雲は身体を跳ねさせ絶頂を迎えていた。何が何だか分からないが、それが前立腺によるものだと、ぼんやりと理解する。
「ふふ……秋雲さん、かわいい」
 楽しげに呟いた夕雲が、いきり立つ自分のものを撫でた。
「さあ、行きますよ」
 その先端を秋雲のお尻へと触れさせる。
「え? 待て、待って……」
「えいっ」
 ずぶっ、
 あっさりと、夕雲のものが秋雲の体内へと飲み込まれた。さほど痛みもなく。
「おっ、おおおっ、ああっ! おおおお……!?」
 未知の感覚に、秋雲は声にならない声を上げる。お尻から喉の奥まで突き抜ける重い衝撃と圧迫感。それは全く未知のものだった。
「秋雲さんの中、暖かいです。動かしますよ」
「まっ……ま」
 制止しようとするが、夕雲は止まらない。
 両手で秋雲の足を掴み、その体勢で腰を大きく前後させた。
 その動きに、よく分からない快感が腹の奥底からわき上がってくる。
「あっ、はっ……! おっ、ううっ、ああっ! 何これっ……!  はひっ、はっ……! お腹がっ――! おはっ、あっ……あああっ!」
 びゅるっ……!
 そんな音を立てて、秋雲は己の精を解き放った。
 粘りけのある液体が、鳩尾の辺りに吐き出される。
 秋雲から自分のものは引き抜き、夕雲はうっとりとそれを撫でた。
「秋雲さんの中、とっても気持ちいいです。癖になりそう」
「ヤバい……これは、ヤバいって」
 まともに思考も動かぬまま、秋雲はそう呻く。
「次はこっちからですよ」
 夕雲は秋雲の身体を抱え、うつぶせから仰向けへとひっくり返した。その状態から腰を持ち上げられる。夕雲は秋雲のお尻に再び、自分のものを押し当てた。
「待て……夕雲、待っ……おおおおっ! ああああああっ!」
 夕雲のものが再び体内に潜り込む。
 しかし夕雲は止まらない。秋雲の腰を捕らえたまま、腰を激しく前後に動かした。取り憑かれたかのように。自分のものを引き抜き、押し込み、引き抜き、叩付け。秋雲の身体を獣のように貪った。
「ああっ! 待て、夕雲っ……! これっ! ああっ。ダメ……! おっ、おおっ、ほっ、はっ。ああっ! アツい!? おかしくっ、コレおかしくなるっ! やだっ! お尻、気持ぢいいっ! やだあああっ! あああっ、あおおおっ!」
「遠慮しないで下さい。もっと気持ちよくなりましょう。ほら」
 夕雲の右手が、秋雲のものに添えられた。激しく腰を動かしながら、触手じみた手と指の動きで、秋雲のものを扱いていく。さらに左手が秋雲の胸を撫で始めた。
 両手でシーツを掴み、涎と涙と鼻水を垂れ流しながら、秋雲は吠えた。
「あああああっ! 待って! 夕雲! ヤメ、ヤメ……あああっ! これ、ヤバィ! 壊れる! あっ、ダメダメ! 駄目っ! もう無理、無理……ぁぁああおおおおおっ!」
「んんんあああああっ!」
 秋雲と夕雲は同時に達した。
 自分のものから水鉄砲のように勢いよく精子を吐出しながら、秋雲は何度も身体を痙攣させる。男の身体で、お尻の穴を攻められ、自分のものを扱かれ、女では想像も出来ない絶頂へと至っていた。
 圧倒的な快感が二人の意識を焼く。
「もう、ダメ……」
「私も、です」
 秋雲は燃料が切れたようにベッドに崩れた。
 夕雲も同じくぐったりと秋雲の上に覆い被さった。

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18/12/2